MEMENTO

udf2005-08-22

le bainでの展覧会。「MEMENTO」とは何かと言うことだが、この場合はTONERICO:INC.が、2005年4月ミラノサローネ サテリテで発表した作品で、design report awardにて最優秀賞を受賞したもの。
Date ――――――――――
8月23日(火)〜9月2日(金)
Place ――――――――――
ギャラリー ル・ベイン http://www.le-bain.com/gallery/schedule.html
TONERICO:INC.  ――――――――――
Hiroshi Yoneya・Yumi Masuko・Ken Kimizuka

トップの画像は、DMなのだが、最初このデザインの意味が分からなかったが、「MEMENTO」の写真を見て納得。これがデザインとして分類されて良いものかはよく分からない。
メメント」とは、「記憶」を意味することばである。」と「MEMENTO」と言う映画の解説にあったが、直訳すると「記念品」とか「形見」とかになるのだろうか?
これは何か機能を持ったdesignなのか、あるいは純粋にオブジェとしてのアートなのか?designとartを峻別することは意味が無い、とも言えるのか? designとartが重なり合う領域は常に存在する訳で、建築のデザインをしていてファインアートからヒントを得ることは、よくあることでもあるし。
TONERICO:INC.http://tonerico-inc.com/top.html )は、3人組のデザイナー集団で、そのうち二人は「スタジオ80」(内田繁氏と三橋いく代氏のデザインスタジオだが、ホームページは見つからない。今さらながらだが、内田繁氏の紹介⇒http://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/UCHIDA/)の出身で、いわば「内田繁ファミリー」といえるのかもしれない(そんなファミリーは無いだろうが、デザインの世界も「ブランド」とネットワークは有力な武器になることは間違いないだろうし、それだけ力もあると言うことだろう)。
「MEMENTO」の画像はいろいろなところで出ているが、TONERICO:INC.のホームページ中にプレス用として公開されているが、使用についてはmailで問い合わせ中(まだ返事が来ていないのでフライング的に使用。問題が生じた場合は削除するが、展覧会が明日からなので暫定的に使用させていただく)。
MEMENTOのコンセプト・素材などについては調べている時間が無いので、「行って・見て」と言う事になる。
MEMENTOの画像はTONERICO:INC.のホームページでイメージ画像も含めて多数見ることが出来るが、こちらにも少しアップしておいた⇒http://udf.blog2.fc2.com/

Compe

■随分久しぶりにコンペに登録。今まで、コンペに登録すると何故か仕事が忙しくなり、実際にコンペに参加できた機会は20数年前に1回きり、それも「出すことに意義がある」と言うことで、実に中途半端なものを出してしまい、いまだに悔いを残している。
「大組織」を辞めて独立した理由の一つは、悔いの無い「コンペ参加」を夢見ていたこともある。とは言え、情報のキャッチが遅かったので実働時間は余り無いが、コンペはそういうものだろう。この歳で一人で戦うのはきびしいが、まあ、やれるところまでやってみようか、といったところ。
C48850