CODAN shinonome

udf2004-09-22

6街区のコンセプトブックが送られてきた。CODAN shinonomeのサイト(http://www.codan.jp/)については、「公団」の仕事をしている知人から教えてもらったのだが、その後、汐留(一部シーラカンスの小嶋氏設計)や若松河田(一部、谷内田氏・千葉学氏設計)の物件なども見学する機会があって、デザインからDETAILまで大変参考になっている。
shinonomeクラブ会員になったのが遅かったので、肝心の1,2街区のコンセプトブックが無いのは残念だが、今回のコンセプトブックは、約70頁ほどで内容も「濃い」ものになっている。今までの設計者と、ランドスケープデザインを担当した「オンサイト」の長谷川氏のメッセージも載っている。
6街区の設計者は、槇文彦氏の「門下生」で今までの作品を見ると、槇氏を髣髴とさせる。
もっとも元倉真琴氏の代表作の一つである、熊本アートポリスの熊本県営竜蛇平団地(http://www46.tok2.com/home/arc/kumamoto/kumamoto_22.htm)は、少し違うかなと言った感じもするが。竜蛇平団地の絵葉書を知人からセットでもらったが、とてもセンスの良いポストカードだった。建築家はグラフィックデザインにもたけている必要があることは言うまでも無い。
山本圭介氏は確か表参道の「スパイラル」の担当で、完成した時知人が見学をお願いして内部を見せてもらった時、案内してくれた記憶があるが、若くて才気に溢れていた印象がある。
第6時募集は、11月27日〜12月13日までの予定らしいので、是非見に行って見ようと思う。住戸の内部まで見学できるので、オープンハウス的な募集見学は勉強になることが多い。以下に事務局からの送付文の一部を引用しておく。

・・・本コンセプトブックは、6街区の建築家/設計者である元倉真琴氏、山本圭介氏、堀啓二氏の最新インタビューや間取りプランの解説はもちろん、すでに完成している1街区から4街区までを、それぞれの建築家が現在の心境をもって語っています。また、メディアやライフスタイルの視点から様々な人達のメッセージと写真で構成されるコンセプトブックとなっております。・・・。

6街区の印象は12月07日のDays参照http://d.hatena.ne.jp/udf/20041207