2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 建築が見る夢

どちらがサブタイトルか分からないが「石山修武と12の物語」展。一人の建築家の展覧会を美術館が企画すると言うのは、かなり珍しいケースだと思う。で、今回の展覧会だが、かなり面白いことをしていることは確かな建築家であることは間違いないので、まあ、…

M邸見学

■日曜日に西沢立衛氏設計のM邸の見学会があり、知人の紹介でその中に参加することが出来た。この建物は「スチールデザイン」に紹介された折にblogでも書いたがhttp://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-213.html予想していたよりもはるかに、生活することが楽し…

 青春のロシア・アヴァンギャルド

art

「ロシア・アヴァンギャルド」は実に広範囲な芸術活動を含んでいるが、この展覧会はその中の「絵画」と言うジャンルに関しての展覧会なのではないかと思う。マレーヴィッチの絵画はシュプレマティズムのものが好きだが、「駆ける騎兵」と言う絵も構図が好きな…

 加賀ゆびぬき

「ゆびぬき」と言うと、今の若い人にはほとんど縁が無いと思うが、3,40年前まではごく普通に「針箱」と「くけ台」と言うものがあった。「加賀ゆびぬき」http://www.quilt-yui.com/というのは、文字通り「金沢に伝わる、絹糸で飾られたゆびぬき」。今回は、極…

 七つの美術空間展

既に終わりに近い展覧会、かつ、高崎という場所で東京からはチョッと離れた場所での展覧会。2008年6月11日の朝日新聞朝刊文化欄に大西若人氏が、「磯崎建築」と題して一文をよせている。「77歳を迎えるにあたり、内外7カ所で別々のテーマにより自分の7作品を…

 たねを育てる展

art

基本的に「art」は何でもあり。「たねを育てる」と言うことは一体何なのか?関連イベントとして「ARTで街をやさい畑にするProject」と言うものがあって、実際に「種」を植えて「やさい畑」を作品として展示する事も行われる。勿論、「たねを育てる」が野菜の種…

 空気を包む

同じく、MITATEでの展覧会。柔らかなフォルムに包まれた、やはりガラスの器展。作家は高梨良子氏http://www.toyama-garasukobo.jp/ga/takanashi.html、形もさることながら、色使いも綺麗な作品を作る作家さんのようだ。■会期:2008年6月17日〜6月29日■会場:…

 構築される器

なんだか凄いテーマの展覧会だが、「構築的デザイン」と言うのは、かなり一般的な考え方で、建築のデザインにも、あるいはグラフィックデザインの世界にも日常的に登場するアプローチの方法だとは思うが・・・。「矢野志郎のガラス」と言うことで、ガラスの…

 KAZARI

サブタイトルは「日本美の情熱」、その説明として「華麗、奇抜、斬新、世界が驚嘆する、かざりの世界。」となっている。もう少し言うと「古来より日本人は、日常生活から祭礼や神仏信仰、戦いの場にいたるまで、身に付ける物や身のまわりの品々などを、奇抜…

 光の様態・勝井三雄展

伊東市にある「池田20世紀美術館」での、勝井三雄氏の展覧会。「デザイン」の展覧会というものは、プロダクツにせよグラフィックにせよ、余り美術館で行われることが無いような気がする。時々問題にしているように、「art」なのか「design」なのかという問題…