2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

階段

特に住宅の設計の場合、階段は非常に重要なポイントになる。最近のように都市化され住宅も多層化してくると、毎日の上下移動の動線となる階段が楽しくないと、生活もなんとなく気だるくなるのではないかと思っている。木造の場合は910mmのモデュールが支配的…

来客

午前中に、何かとお世話になっているY氏がみえて、道路の向かいに建つマンションのモデルルームについて相談があった。このごろ見かける、プレハブの中にモデルルームを入れた建物は、仮設店舗で、建築基準法85条に該当するらしい。したがって3章の集団規定…

INEX-2:山下和正

INEXは日本の建築家がデザインしたハードウエアの中で、最初に(多分)シリーズ化されていることも含めて、特筆すべき存在だと思う。デザインは、山下和正氏。最近はあまりジャーナリズムに登場していないようだが、住宅を中心に実力を発揮した建築家。代表…

確認申請

やっとのことで南柏の確認申請を提出するところまでたどり着いた。今回は民間の審査機関にお願いすることとした。柏市のワンルーム指導要綱が5月に改正されていたのを、キャッチすることが出来ず、工程が苦しくなったため、迅速な審査を民間機関に期待して…

建築金物:MODRIC-2

写真は南柏の家のMODRIC。大工さんが、良く見かける装飾的なサムラッチハンドルをつけていたものを、何とかお願いしてMODRICに付け替えてもらったもの。当時はヤマギワニードが扱っていたのではないかと思うが、大工さんに市谷の五番町まで買いに行ってもら…

JIA・建築家のメモ

今日やっと南柏の確認申請を作り終えた。内容もさることながら、ファイル作りに結構時間をかけてしまった。厳しい時間の中、JIA(建築家協会)の建築交流部会(今のところまだ未公認)の打合に行った。ここ何ヶ月間か、建築交流部会(旧教育委員会)で手がけ…

建築金物:MODRIC-1

実のところMODRICはコスト的に使える現場が余りないのが現状。値段の問題を別にすれば、MODRICは使ってみたい金物の筆頭と言える。何が良いかと言えば、シンプルでシャープな形と豊富なカラー。カタログによれば、"MODRIC"とはModular-Metricからの造語で、…

金属製屋根:苦戦

金属屋根を途中で勾配の変わる断面で使う方法はいろいろあるようだが、瓦棒や立てハゼで使うのは何かと難しそう。元旦ビューティーによると、既製品は止水性を優先してハゼ部分を設計しているため断面がかなり複雑で、途中で折るのは難しいとのこと。在来工…

A-POC

建築金物の話はチョットお休みにして、今日送られてきた三宅一生氏(MIYAKE DESIGN STUDIO)のA-POC JOURNAL「初号」の写真を記録しておこう。A-POCは、服からではなくどちらかと言うと、青山の店舗を吉岡徳仁氏がBMWの断熱材を内装に使ったことで知ることに…

体力と集中力

今日は1日家で仕事。南柏の家の確認申請を作っているが、歳のせいか作業のスピードが上がらない。確認申請プログラムを使って申請書類を作っているが、住宅程度であれば書式のみコピーして、後は手書きの方が早いかもしれない。S_houseも並行して進めている…

建築金物:goM黒川雅之

今日はちょっとgoMの話。goMと言っても輪ゴムやゴム靴ではなく、HardWareやDeskWareの話。デザインは黒川雅之氏。建築家でもあるが、明らかにプロダクツデザインの方がうまい。建築では、銀座の「くの屋」が良かった。ぎりぎりの諸条件の中で非常にうまい解…

検討事項あれこれ

今日は朝にわか雨があってやや涼しかったかな。天気予報は曇りのち雨だったが、例によって外れて実際はほとんど晴れていたが、不安定な天候だったことは確かだった。気象庁の予報官もいろいろ大変だ。今日はなんとなくまとまりが無い日だ。まあ、いつものこ…

建築金物:オーシマ-1:SPIN

最近は余り建築家のデザインした建築金物が無いが、一時期(70年代初頭?)建築家のデザインした金物が大いに(?)出回った。イギリスで建築家AlanTyeがデザインしたMODORICがそのきっかけだったのだろうか。MODORICについては後日まとめてみよう。今日はオー…

建築金物:無名の逸品

28年前に建てられ、近々解体される建物に付いていた木製建具の金物を見ていて、なかなか「キッチュ」なデザインなのではないかと見とれてしまった。いまどき余り無いデザインで、どこと無く「レトロ」。真鍮製で特に彫りこんで埋める部分のデザインが曲線…

稲村ガ崎

例によって、今日稲村ガ崎に行ったわけではない。午前中は敷地のレベル測量などで、炎天下3時間の作業。腕と顔が陽に焼けた。午後は別の現場で解体の打合と、植木の移植などでまたまた良い汗を流した。そんな訳で土曜日とはいえ1日仕事。今年の夏も休みは…

葉山別荘ツアー

別に今日葉山に行ってきたわけではない。柏市役所に書類を出しに行って、帰りに明日で終了する「ギャラリー間」の西沢大良展に寄ってきた。その後はハンズに行って明日の測量の道具の一部の材料を買い、家に帰って道具作りと、図面の修正。と言うわけで、葉…

iichiko

ポスターなど日本のグラフィックデザインが優れたものであることは言うまでもないが、駅張りのポスターがその質を維持しているかはよく分からない。良いなあと思うものが時々ある。今回のiichikoのポスターは、海・波をテーマにしている今週の写真にはぴった…

"metro min" VS "SALUS"

フリーマガジンには結構面白いものがある。日常の生活圏の中では、地下鉄の「metoro min」と、東急の「SALUS」が面白い。 「SALUS」の8月号は多摩川の川遊び。 昔の話だが、二子玉川の橋の下辺りは、飛び込み台まで備え付けられた川遊びの拠点だった。この場…

稲越功一

art

今日は、東京で39.5度とか。フェーン現象などでは説明できない、構造的な問題があることは間違いない。基本的には、歪んだ形の都市化、生活スタイル。我が家はクーラーの使用を極力抑えてきたが、風を通そうにも窓を開けると、周りを囲んだ室外機の熱風がい…

稲越功一+波+写真

art

暑い夏にはやはり海だが、本物の海に行っている時間がない。浅い海の波が風で飛ぶ姿を捉えた写真はとても涼しげだ。 写真は稲越功一氏の写真集「Beyond the horizon」から。数年前にIDEEで行われた展覧会のもの。世界中の波を写して歩いた時期があり、それは…

写真

今年も夏休みはなさそうなので、海の写真でリゾート気分を疑似体験(出来るわけないが)。海にしても川にしてもやはり、水は浅い水に限る。白い砂、薄い水、強い陽射し、これが夏の海の3点セット。。 ランドスケープデザインの水も勿論、浅い水に限る。。 …

近隣住民説明

何年か振りの「住民説明」。以前の職場でも住民説明はずいぶん経験したが、なぜか同じ時期。上半期発注の場合、住民説明は必然的に7月から8月にかけてで、事務方の担当者と汗をかきかき、頭を下げて回ったものだった。年度末発注の場合は、住民説明は1月前後…

山下達郎

仕事中はずっと音楽をかけっぱなしで、文字通りBGM。聴く曲はどんどん変わっていくが、今は山下達郎。軽い感じがBGMに向いているようだ。しばらく前までは、「hiro:n」の「Tokyo City」を良く聴いていた。息子の置いていったものを聴いていることが結…

SPIRALのSIGN

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スパイラルで見たレコードショップのネオンサインが綺麗だった。写真はそのネオンサイン。

指導要綱

相変わらず暑い!今日は、柏市が5月に指導要綱を改正したのを知らずにいたため、確認申請の提出が30日間出来ないことになり、慌てて公開標識板を付けに現場に行くことになった。この指導要綱自体が極めて問題の多いもので、不公平感が非常に強い内容になって…

参議員選挙

嫌な流れ。今日の参院選は民主が伸びたが、野党全体としては余り変わっていない。 憲法を守る姿勢がはっきりしているのは、社民と共産しかいないことを考えると、余りに危険な国会の状況に不安。国家公務員に採用される時、宣誓をするがその内容は一点だけで…

o-cube

リビングデザインクラブ<プロフェッショナル>メンバー用の冊子「o-cube」に小堀宗実家元のインタビュー記事が載っていた。来週から始まる「夏の大茶会」に向けた記事だと思うが、何故リビングデザインは「遠州流」なのだろう。遠州の家元は今回に限らず、…

シルエット

天気予報ほどあてにならないものは無い。大自然を相手に予言めいたことをしようというのが所詮無理な話。 予言と科学的な根拠に基づく予測とは確かに違うが、天気予報はまだ「科学的根拠」に基づいていないのかもしれない。別に「梅雨明け宣言」などいらない…

七夕

昨日は七夕だった。笹を買い忘れたのでコーヒーの木に短冊を付けて笹の代用にした。笹でないといけないという訳ではないだろうが、やや雰囲気が違うかな、と言った感じはする。 それにしてもこのところの暑さは尋常ではない。 新しく入れたSycomのCP…

コルビジェ・スイス10ユーロ紙幣

昨日、イタリア人の建築家(姪の連れあい)から、スイスの10ユーロ紙幣をもらった。なんと、コルビジェの顔とモジュロールと建物(ユニテ?スイス学生会館?)が裏と表に印刷されたもの。日本では、ほとんど考えられない。さしずめ、丹下健三?前川國男?…