上棟式

udf2004-09-29

3週間遅れの上棟式。建て方の時も夕方から台風だったが、今日の式も午後から台風模様で雨が降って来た。改めて今年は台風が多いと感じた。
上棟式と言ってもきわめてこじんまりしたもので、クライアント、工務店の社長と現場を見てくれる担当者、鳶の頭(建て方の日ではないので、頭だけ参加)、大工さん5人(工期が無いので応援の大工さんが付いている。5人とも棟梁のような人で、この現場が一段落するとそれぞれの現場に。)、衛生設備屋さん(電気屋さんは調整が付かず不参加)。そんなわけで十数人で実施。
4隅の柱にクライアントがお神酒をかけて、工務店の社長がクライアントを紹介。クライアントと設計者が挨拶、頭の音頭で乾杯。ビール、麦茶(最近は車の人はまず飲まない)、オードブル、寿司、乾き物でわいわいと。そこで工事側それぞれを紹介。
設計事務所としてお酒を1本。今回は新しい試みとして紅白の饅頭を準備したが、コンパクトでなかなか良かった、かもしれない。
写真はチョッと派手だが紅白饅頭の入った箱(カラフルで華やかな熨斗紙に事務所名を書いたもの)。お祝い事なので華やかな方が良い。クライアントも喜んでくれたのでこれからも上棟式にはこのスタイルが良いようだ。
大規模な工事の上棟式は一度経験しただけだが、かなり派手だった。最上階の梁を上げる時が上棟だったが、金のボルトと銀のボルトが準備され(勿論メッキ)、クライアントが金のボルト、設計監理側のトップが銀のボルトをセットして、タワークレーンが吊り上げるが、梁に玖珠球がついていたような気がする(?)。
なんとなく醒めた気分で会場の端のほうから眺めていた記憶がかすかにある。
やはり、どんなにこじんまりしたものであっても、住宅の上棟式の方が心地よいような気がする。