TOTO通信2004年秋号

今日は、TOTO通信も届いた。特集は「その先にユニバーサルデザイン」。
ユニバーサルデザインにはいろいろ考えさせられることが多い。必要なことが頭の中で分かっても、たとえば、全ての家庭用電話機が丸くてボタンと文字がやたらと大きなものばかりになってしまってよいのだろうかと、つい考えてしまう。
世の中、角張ったシャープな形や、文字が小さくてもすっきりとシンプルなものが良い人間だって沢山いるわけで、全てがユニバーサルである必要はないと思うのだが。選択肢はいくつか用意されているのが、健全な世の中ではないだろうか。
誰かが「右」と言ったら全てを右に向けようとするのは、決して良いことだとは思えない。ユニバーサルデザインも大切にしながら、様々な選択の自由を残す、それ無しには奥行きのある深い文化は創れない、多分!
TOTO通信と一緒に、キッチンのパンフレットが同封されてきた。1頁目を開くと綺麗な写真が載っている。でもこれって、明らかに、INAXの「SUITEROOM」を意識したものとしか思えないが、かたやトイレでかたやキッチンだからちょうど良いかも知れない。
コンパクトでビジュアルでお洒落な冊子になっている。ついふらふらとカタログのキッチンを使いたくなってくるが、価格が問題。
(「SUITEROOM」のカタログについては、6月27日の日記に少し書いた)