art&mode

udf2004-10-10

建築で言えばメラミン化粧板のメーカーと言うことになる、「イビデンhttp://www.ibiden.co.jp/の企業誌。
たまたま送られてきたものが写真の「010号」だった。愛知万博中部国際空港の開港でにぎやかな(中日の優勝もあるが)名古屋特集で、チョッとタウン誌的な構成になっていて、やや乱雑な編集に感じたが、HPでの季刊誌のバック名バーを見ると、今回のものが異質な感じなのかもしれない。
表紙のデザインについては、名古屋の「カクダイ製菓」クッピーラムネの袋でおなじみの「うさぎとリス」、とのこと。生きた時代のずれか、生きた場所のずれか、あいにく「クッピーラムネ」を知らない。http://www.aichima.net/company/old/kakudai/main.html
メラミン化粧板と言えば、「アイカ」か「デコラ」と言うことになるが、なぜか予算が無くてポリエステル化粧坂にすると「イビデン」が出てきたことが多かった。何故か?まあ、いろいろあるのだろう。
「アイカ」は「AICA」と言う企業誌を長く出し続けていたが、多分今は休刊中だと思う。建築作品の連載などかなり面白い記事を載せていたのだが。
「デコラ」については、ウォークマンが携帯用テープデッキの代名詞だったように、メラミン化粧板の代名詞のようなものだったが、残念ながら企業誌については記憶が無い。今はネットで企業誌を公開しているようだが、最新号が2001年となっているので、これも休刊かもしれない。http://www.deconit.com/decola/index0107.html
とにかく、企業誌にとっては「冬の時代」なのだろうが、こういうときにこそ頑張って質の高い企業としての情報誌を出して欲しいものだが。