デザイナーと道具:MaTSUYa GINZa

udf2005-01-26

subtitle アイデアを客観化する筆記用具
松屋銀座7階にある「デザインギャラリー」での展覧会。(http://www.matsuya.com/ginza/art/0221e_designer/index.html
デザイナーが使っている筆記用具を見せるらしい。興味津々と言ったところ。
今回の担当は、佐藤卓氏で、菊竹清訓隈研吾・北川原温・内田繁深澤直人原研哉・佐藤晃一・面出薫・黒川雅之・川上元美・喜多俊之永井一正・松永真(敬称略)など錚々たるメンバーが並んでいる。以下に佐藤卓氏のDMのコメントを引用しておく。

スケッチは、主観と客観の行き来です。つまり、脳で考えたことを手を使って一度外に出して、視覚からまた脳に戻して、そしてまたそれを見て考えることを繰り返しています。クリエーターの発想はどんな筆記具を通して具現化されるのでしょうか。普段見ることのできないクリエーターの筆記具とそれについての興味深いコメントを展示いたします。       展覧会担当 佐藤卓

送られてきたDMにあったのは最もポピュラーと思われるスッテドラーの鉛筆。これは余りに見慣れた「道具」のような気がする。
以前一度Diaryにも書いたが、デザイナーとして日常的に使う筆記具は、デザイナーそのものとも言えるぐらい重要だと思っている。
「弘法筆を選ばず」と言うが、機能的な問題のほか「筆記具」そのもののデザインが、デザイナーにとっては重要なはず。
ところで現在愛用中の筆記道具は以下の通り。
■ホルダー⇒CARAN D'ACHE FIXPENCILhttp://www.leadholder.com/images/leadholders-drafting/caran_dache/caran_dache_fixpencil.html#anchor-fixpencil882)。芯はBを入れている。勿論スケッチのみに使用。以前ドラフターで製図していた時は、ステッドラーが多かったが。
シャープペンシル⇒rotring502615(?)こちらも芯はBを使用。7,8年ぐらい前から使っているが最初のものは表面が磨り減って真鍮が見えるくらいになったが、何回か落として使えなくなったので新しいものを購入。
■ボールペン⇒ZEBRA clip-on multi(http://www.zebra.co.jp/pro/clipon-multi/index.html)芯は0.4と0.7が有る、頭部の消しゴムもよくなくすそのキャップもパーツとして販売しているので、世界堂なので買うこともある(2012.10.31追記)
■製図ペン⇒STAEDLER Mars professional 0.35mm(http://www.staedtler.com.au/Mars_professional_au)
■色鉛筆⇒FABER-CASTELL Polychrmos(http://www.faber-castell.de/38238/Online-Katalog/fcv2_katalog.aspx?cid=7401)バラで100色。
■水性ペン⇒MUJI 課題のコメントを書くときにかなりの字数になるので使っているが結構便利。