車椅子用段差解消機

udf2006-02-11

高齢化社会と言われて久しいが、住宅にアプローチする部分での段差は結構多い。道路と敷地・玄関土間と玄関ホール、最近は都市の中の比較的細分化された敷地に、車庫を取り込んだスキップフロアーの住宅など、意外と言うか予想した通りと言うか、段差の多い時代であることは間違いない。
一般的に段差解消用のスロープの勾配は「1/12以下」となっている(解消すべき段差の大きさによって勾配は緩和されることがあるが)。50cmの段差を解消するためには、6mのスロープが必要と言う事になるわけで、一般住宅では難しいものがある。
そんな状況の中で、「車椅子用段差解消機」と言うものがあるようだ。実際に使ったことが無いので、その性能についてあれこれ言えるわけではないが、既存の建物に対してはそれなりに有効なような気もする。
写真は広洋産業http://www.koyoeng.com/)のカタログから。