[原子力発電]「政治」をつくり直す

高度に「成熟」した現代社会では、9.11に見られるように、「一般の国民」が立ち上がるほかは方法が無い。以前に少し書いたが、脱原発を軸に統一戦線的な政治組織がどうしても必要なように思える。既成政党でない、「ゆるい」組織の創設が待たれるわけだが、そんな中、人類学者の中沢新一氏が、「緑の党」のような組織の立ち上げを「鮮明に」打ち出した。もっとも、日本における「緑の党」と言う政党はすでに存在していて、9.11にも参加している姿を目撃した。その党を拡充する方法は難しそうなので、文字どおり「緑の党のようなもの」と言うことになるが、組織の名前はさておくとして(結構重要だが)、どれだけ幅広く脱原発を願う人々を結集できることができるか、問題は人数ではないかと思う。