[建築]ジョルジョ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現

udf2011-10-09

     VAZARI 1511-2011 UFFIZI

外壁の赤い色が話題となった、九段にあるイタリア文化会館で開催中の、フィレンツェの建築家ジョルジョ・ヴァザーリ生誕500周年記念特別展。ルネサンス期の建築家としては、日本ではあまり知られていないかもしれない。作品として知られているのはフィレンツェウフィツィ美術館と言うことになるだろうか。ポンテ・ベッキオの2階を通り、ピッティ宮殿にいたる約1km(800m?)のヴァザーリ回廊でよく知られている。1級建築士の計画の講習で航空写真などを使って説明したことがあるが、それほど出題されるものでもないかもしれない。
今回の展示でもうひとつのテーマが、このウフィツィ美術館出口の国際コンペの勝者である、磯崎新氏の作品についてである。会場では磯崎新氏の当選案のスケッチや図面が展示されている。
イタリア文化会館での開催は12日までだが、その後巡回展として横浜「象の鼻テラス」で開催される。
■会場:イタリア文化会館(東京・九段)
■会期: 2011 年9月26 日(月)−10月12 日(水) 11:00〜18:00(日曜休館)
■入場無料
巡回展(開催予定:横浜・京都)
■会場:横浜・象の鼻テラス
■会期: 10月25日(火)〜11月5日(土))