日本の民家 一九五五年 展

udf2013-01-05


私たちは経済的な豊かさと引きかえに、美の心を失う必要はなかったと思うのだけれども。

これはGA出版の『日本の民家』新版に書かれた「後記」の、伊藤ていじ氏の一文である。私たちは、本当に必要であるかどうか分からない「経済的豊かさ」のために、どれだけ多くのものを失ったことだろう。そして多くの人々が、失ったものが何かさえも考えないような、そんな時代になってしまったのではないかと、深く心を痛めることがある。

■会場:パナソニック汐留ミュージアム http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/13/130112/index.html
■日程:2013年1月12日(土)〜2013年3月24日(日)
■時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
■入場料:一般700円 他
アートディレクション細谷巌 http://www.lightpublicity.co.jp/company/information/hosoya.html
■会場構成:藤本壮介

詳細⇒http://udf-tokyo.com/weblog/?p=4522