MOLESKINE

udf2004-10-21

1年間使う手帳は、使いやすくデザインの良いものを選びたい、と思うのは誰しも同じだと思う。今年も伊東屋http://www.ito-ya.co.jp/)の手帳フェアーに行ってみたが、なかなかこれと言うものがない。
17年間使い続けたロンドン土産のグレーの「fILOFAX」もだいぶ疲れてきたので、来年はとりあえずシステム手帳ではないものにする予定で、AXISの中のLiving MOTIFやSPIRALなどで探してみたが、気に入ったものは見つからなかったが、松屋銀座7階のデザインコレクション(http://www.matsuya.com/⇒銀座店⇒design)で見たMOLESKINEのDiary(http://www.takedajimuki.co.jp/shop/picup/moleskine/)がなかなか良かった。結局、伊東屋にもあったので伊東屋で購入した。
黒いゴム紐で留められた、何も書かれていない黒い表紙。裏表紙に「MOLESKINE」と刻印されている。
中は、見開き1週間で8時から20時までの横罫、ダークブラウン?の一色刷り。とてもシンプルで使いやすそう。来年はこれで行こう。
MOLESKINEは知る人ぞ知る手帳で、「インディージョーンズ」など多くの映画にも登場するようだ。かなりハードに使っても大丈夫と言うことらしい。
MOLESKINEの歴史などについて、「Pen-house」(http://www.pen-house.net/) から一部を引用しておく。

19世紀末、アールヌーボーたけなわの頃、フランスの小さなメーカーが作り始め、200年近い歴史と伝統をもつモールスキンの手帳。1986年に一度生産が中止されましたが1999年、イタリアのMODO&MODO社が復刻させました。 ゴッホをはじめ、マティスヘミングウェイなど20世紀を代表する芸術家、文豪たちに愛用されてきました。ゴッホの「ひまわり」はモールスキンのスケッチブックから生まれたというのは有名なエピソードとなっています。
・・・また映画では 「インディージョーンズ」でハリソン・フォードモールスキンを使用している場面が登場しその携帯性と丈夫さをアピールしています。 ハードな使用に耐えられる防水性のあるカバー、190〜240ページという重厚な仕様、そのシンプルなフォルム はどんな時代、流行にとらわれない逸品であることは、その200年近い歴史と伝統から証明されています。
・・・ 長く使い込むことで味わいが出て、愛着がわいてくるのもこのシンプルなデザインだからこそです。

購入してネットで調べるまで、MOLESKINEがそう言ういわれのあるものだということは、全然知らなかった。やはり歴史を生き抜いてきたものは、どこか優れたものがあるもののようだ。
写真はMOLESKINE・Diaryに付いていた帯で黒と赤のバランスが良い。