漏水の道筋

【m-project】設備関係の質疑:午前中に回答を送付。
【k-project】午後から現地確認。工務店のメンテナンス内容を確認したが、リストに載っていない漏水のダメージが数箇所見つかった。DETAILの不備(基本設計と図面作成だけの仕事だったので、細かな部分は工務店に任せていたのも問題があった)とシールの打ち忘れによると思われる漏水。シールの打ち忘れは完成検査の時に見つけ出さねばならないが、この現場は監理をしていないこともあり、発見できなかった。開口部の枠回りにかなりダメージを受けているが、構造体へのダメージは「目視」ではなんとも言えない。一部仕上げを撤去しなければならないかもしれない。
それにしても、シールの打ち忘れによる漏水は、建物に大きなダメージを与えるので見落とさないようにしなければならないが、どうしてこうも「シールの打ち忘れ」が多いのだろう。
目に付きにくい場所が多いのも原因の一つだろうが、シールに頼らないDETAILが必要。とは言え、特に現代の木造の場合は非常に難しい。