雨仕舞

【m-project】朝、時間がギリギリになったので、駅からTAXIに乗って駆けつけて、約束の時間より5分ほど前に着いたが、打合の相手の半分が来ていなかった。時間を守るのは社会人の最小限のマナー!まあ、自分が遅れなければそれで良い。たまには自分が遅れることもあるし。打合は無事終了。
待ち時間の間、外壁の雨仕舞を確認してみたが、やはりシールに頼らざるを得ない部分が随分ある。出来るだけシールに頼らないDETAILを考えてはいるが、なかなか上手くいかない。特に「角波板」の開口部納まりは難しい。
先日経験した雨漏りはチョッと珍しいかもしれないので概要を書いておく。一部2階のルーフバルコニー部分にフレームを木材で作ったが、その柱の背割りをシールで埋めてあったものが、材の痩せでシールが切れて雨漏りになった。板金で処理できなくもないのだろうが、思わぬところから漏水するもの。
【k-project】外壁改修に伴って、漏水が見つかった現場。工務店から意見を求められて現場に行ったが、かなり躯体にダーメージが有ったことが判明。補強の仕方と雨仕舞の納まりに付いて打合。
雨漏りの面倒なところは、RCでも木造でも浸入した雨水は思わぬところに流れること。以前「建築技術」で読んだ、NTTの建築保全の記事では、着色した水を撒いて「水道:みずみち」を探るというものだったが、それほど漏水場所を特定するのが難しいこともある。一般的には、漏水場所が判明すれば99%漏水は止められるものだと思うが、今回はかなり厄介なことになっている。
洗練された納まりとは、見た目と性能の両方を満足させることが出来ないと・・・、「今更何を」と言ったところだが。
※寝不足が極限か、頭痛+思考力がほとんど停止状態。その割りに、ごたごたと書いてしまったが。フー!