BRUTUS TrendMakers2005

udf2004-12-18

BRUTUS/2005/1/1・15合併号。http://www.brutusonline.com
2005年の流行予想と言ったところ。「予想」は、「当るも八卦当らぬも八卦」。「業界人のたわごと」的なものもあるが、いろいろ情報を集めて「流行」を誘導することもありうる。と言うより、多くの流行はそのようにして「作られる」ものなのだろう。
「建築」はどうなのだろう?「建築」の経済的側面は「流行」と言うよりは、その時々の「資本の論理」が支配するのだろう。
勿論「経済」にも「時代の流れ」としての「流行」のようなものがあるのだろうが。その典型としていくつかの巨大資本による、「再開発」と言う名の取り返しの付かない「環境破壊」が2005年も続くらしい。
わずか1頁の記事だが、少しまとめておく。トップの写真はその頁。

JAN 
FEB
 ■東京汐留ビル http://www.mori-trust.co.jp
MAR
 ■秋葉原クロスフィールド http://www.akiba-cross.jp
 ■ZOE銀座 http://www.mitsuifudosan.co.jp
APR 
 ■東雲キャナルコートCODAN http://www.codan.jp
 ■みなとみらい万葉の湯 http://www.manyo.co.jp
 ■ユニマット松涛プロジェクト:東急本店の横から神泉に向かう通りの左側と右側に工事中(2005.05.09現在) 
MAY
 ■東京プリンスホテル パークタワー http://www.princehotels.co.jp/parktower
JUNE
JUL
 ■日本橋三井タワー http://www.mitsuifudosan.co.jp
AUG
 ■銀座8丁目計画(仮) http://www.mitsuifudosan.co.jp
SEP
OCT
 ■東京ビル http://www.mec.co.jp
 ■つくばエクスプレス秋葉原駅 http://www.mir.co.jp
NOV
DEC

多分これは、数多くの開発のうちのごく一部に過ぎない。この先の「東京」はどうなるのだろうか。「集積のメリット」の多くは、一部の人々によって計画・独占されると言うことになるわけだが・・・。
暗い気分になったので、BRUTUSの「ブルータス住宅案内所」を少し眺めて気分転換。
「白い中庭が演出する、都市に生まれた劇的空間 Vague」。また、なんとも凄いキャッチコピーだが、設計は北山恒氏。「シトロアン型」とおぼしき、吹き抜けの有るメゾネット。
《タカギプランニングオフィス》http://www.t-p-o.com/には、ワークショップ、ADHなど今話題の建築家の作品が並んでいる。