クロワッサン・美しき日本の手技

udf2004-12-28

雑誌「クロワッサン」http://croissant.magazine.co.jp/の最新号の特集が「私たちは狭い家でも諦めない。」と言うものだったの購入。例によって、リフォームだの収納だのと言った、くり返しくり返し取り上げられてきている話で、まあこんなものかなと言った感じでパラパラ見て終わった。
チョッと意外だったのは、「小さい家を応援する、建築家たち。」に永田昌民氏http://www.aibaeco.co.jp/n.html が最初に載っていたこと。
まあ、そうなのかなとも思うが、「OM」がらみなのかとも・・・。たしかに今となっては数少ない、「真っ当な」建築家の一人かもしれない。detailも綺麗だし、居心地も良さそうな気がする(実際に見たことが無いので・・・?)。
クロワッサン⇒大橋歩⇒OM・永田昌民、と言った「輪」なのかもしれない。以前、OMのレセプションのお土産が、大橋歩氏の「ウサギと亀」のイラストが付いたバスタオルだった。GYMのマッサージマシン使用時に重宝している。
記事の中に、中原洋氏の自邸が取り上げられていたが、誰の設計だろうか?
トップの写真の記事は「暮らしの目利き」と言う連載で、筆者はいろいろ変わるようだ。今回はイラストレーターの平野恵理子氏で、取り上げられているのは「細幅の座敷箒」。とても美しい。
クロワッサンより

白木屋傳兵衛http://www.edohouki.com/index.htmlの江戸箒
創業天保元年(1830年)、老舗の座敷箒は、
箒草を使用しているので腰があってやわらかい。
全長78cmで、しかも幅が13cmと細幅なので実に
使い勝手もいい。価格は3,465円

「日本の手技」には本当に良いものが沢山ある。とりわけ道具類は職業柄気になるが、墨壷や鉋、鑿等々、腕の良い職人の持つ道具には目を見張るものがある。
以前、三軒茶屋にも世田谷通り沿いに小さな墨壷屋さんがあって、装飾的なものや小さなミニチュアのようなものまで、雑然とした小さなショーウインドウに置いてあり、良くガラスに顔をつけて眺めていたものだが、いつの間にか無くなっていた。