デザイナーと道具展

udf2005-02-21

松屋銀座のデザインギャラリーで行われている展覧会だが、今日が最終日なので仕事の合間を見て、銀座まで出かけた。途中で表参道で途中下車して、LIXINでランチ。
デザインギャラリーにしては珍しく見学者が何人もいた。普段はガラガラだがテーマが良かったのか、参加デザイナーの幅が広かったからか。
展示は非常に興味あるものだった。普段デザイナーが使っているものをそのまま展示してあるのではないかと思う。
展示内容のレポートは次のHPが判りやすいような気がする⇒http://www.designtope.net/today/archives/000340.html
会場の構成は、顔写真と道具についてのコメント、スケッチとそれを書いた筆記道具が一緒に展示されている。
伊藤隆道氏のようにスケッチの道具がラジオペンチでスケッチが針金などという人もいるが、なんとなく納得という感じがする。あのくるくる回る金属の彫刻はこういうスケッチから生まれるのか、と感心してみていたが、ラヂオペンチは凄く良かった。メーカーは?展示物として見栄えがしたのは、川上元美氏の物かもしれない。それは前述のサイトに載っている。
面白かったのは、菊竹清訓氏の「サクラクレパス」、なるほどな・・・。隈研吾氏は相変わらずで、赤鉛筆1本。彼らしいといえばそうなのだろうが・・・。
(トップの写真を川上元美氏のものから菊竹清訓氏のものに代えたが上手く代わらない。⇒変わった。)
ロットリングのシャープ600を使っている人が何人かいた。全体的に使っているメーカーに傾向があるように思えた。国産品は圧倒的に三菱だった(かな)。