海洋温度差発電

今回の「海洋温度差発電」は、「ヒートポンプ」的なイメージがないでもないが、原理的には暖かな表面の海水を使って比較的沸点の低いアンモニアなどを蒸発させ発電し、深海の比較的冷たい海水をくみ上げて、再度アンモニア等を液体に戻すというシステムのようだ。深海水をくみ上げるのにエネルギーが必要になるため、今まで実用化に向けた試みが行われていなかったが、沖縄ではすでに深海水を汲み上げる施設がありそれを使って、商用化を想定した実証実験を始めたとのこと。これは世界で初めての試みらしい、メタンハイドレートhttp://udf-tokyo.com/weblog/?p=760についても、世界で初めての海底からの掘削試験が行われているhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120215/t10013030881000.html原発に替わるクリーンなエネルギー源は、日本中にあふれている、それを育ててこなかった「つけ」は大きい、今からでも遅くは無いので、日本の持つ技術力をいかんなく発揮しなければならないはず。そうすることにより、新しい産業も育ち雇用も生まれる。