2008-01-01から1年間の記事一覧

 日 向 雨

同じく松屋銀座で開催中の林久美子氏のガラス展「日向雨(ひなたあめ)」。昨日デザインギャラリーに寄ったときに、偶然遊びのギャラリーで開催されているのを知った。初日とあってか、かなり賑わっていて、固定のファンが存在する感じ、本人も応対していた…

 DESIGN BUSSAN NIPPON

松屋銀座の8階大催場で「日本デザインコミッティー」http://designcommittee.jp/が主催し、コミッショナーがナガオカケンメイ氏、会場構成が隈研吾氏という豪華な顔ぶれで行われる「物産展」http://web.d-department.jp/project/event/design_bussan/index.h…

 デザインの起点と終点と起点

ギンザグラフィックギャラリー(ggg)http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/での平野敬子氏の展覧会。「The Design Cycle of Keiko Hirano:Origin、Terminus、Origin」と言う英文の名前もついている。■会期:2008年9月3日〜 9月29日■開催時間:11:00〜19:00■…

 CUTTING INSIGHT展

art

チョッと久しぶりの「SCAI」http://www.scaithebathhouse.com/ja/。「塩保朋子 Tomoko Shioyasu “Cutting Insight”」と言うのが展覧会のDMにあった展覧会の名称。DMやインターネットの関連情報の画像を見ると、油絵の作品かと思ってしまうが、DMの写真を…

 魂の表面―Spiritual Surface

タイトルだけ見ると何のことやらよく分からないが、これはシリーズものの展覧会のようで、「庭師たちの肖像Vol.1」と言う副題が付いているので、これはまあ、「庭師」がデザインする「表層」と言うことか?http://www.matsuya.com/ginza/topics/080908e_surf…

 URBAN NOMAD展

毎年恒例の銀座松屋での「URBAN NOMAD」展。「URBAN NOMAD」のホームページhttp://www.urbannomad.co.jp/によると、その後引き続き銀座松屋の「ギャラリー和の座」でも「展覧会」があるようだ。■会期:2008年8月12日〜8月25日■開催時間:10:00〜閉館時間は松…

 京東都

国立新美術館のショップで「スーベニアフロムトーキョー」と言うイベントが行われているが、その中の一つとして「京東都×÷(掛け算割り算)」と言うイベント(?)が開催されているhttp://www.kyototo.jp/KYOTOTO_web/CONTENT/index.html。■会期:2008年6月2…

 アイスベキモノタチ

国立新美術館のGALLERY(http://www.cibone.com/sft/sftgallery.html#aisubekimonotachi)で開催中の展覧会。「アイスベキモノタチ」展は、プロダクトデザイナー清水久和氏http://www9.big.or.jp/~sabo/の作品展。「チューチューアイス」のスタンドやシャンデ…

 GINZA・銀座・ギンザ(TIS-1)

銀座8丁目にある「クリエイションギャラリーG8」での展覧会。今回は「160人のイラストレーターが描く銀座」と言うことで、毎年恒例となっているTIS(TOKYO ILLUSTRATORS SOCIETY)の第14回目の展覧会ということらしい。今回展示される作品は先着順で販売され…

 ひとをつくる空間の美学

松下電工汐留ミュージアムhttp://www.mew.co.jp/corp/museum/での、「村野藤吾・建築とインテリア」展が昨日から開催されている。村野藤吾氏の作品には学ぶべきことが多いように思える、この展覧会は是非時間をつくって見に行きたいと思っている。■会期:200…

 まなざしはときをこえて

分類は本来であれば「art」なのかもしれないが、実際のところ磯崎新氏設計の「観海庵」の開館記念展のような趣がある。ハラミュージアムアークに新たに展示空間が増築されたわけだが、それを「観海庵」と称している。■会期:2008年7月27日〜9月23日(日)■開催…

 風鈴

art

紀尾井町のニューオータニ・ガーデンコートにある、オフィス家具のオカムラの、ショールーム内での展覧会http://www.okamura.co.jp/company/topics/exhibition/2008/design_space-r-6.php。アートと呼んでよいのかどうか分からないが、見た感じでは「インス…

 建築がうまれるとき

竹橋にある東京国立近代美術館での展覧会http://www.momat.go.jp/Honkan/Maerkli_Aoki/index.html。スイスの建築家ペーター・メルクリ氏と青木淳氏の展覧会。と言っても、なぜ二人の建築家が一つの会場で展示を行っているのかはよく分からない。■会期:平成2…

香野ルミ子展

日曜日に吉祥寺のギャラリーでガラス絵の「香野ルミ子」展を見てから、「くぐつ草」で延々と打ち合わせたが・・・。「香野ルミ子」氏のガラス絵は、以前から好きだったので、急遽出かけてみた。香野ルミ子展 ■会場・リベストギャラリー創http://www.libest.c…

 ひびのこづえ展

西麻布のMITATEでの展覧会http://www.le-bain.com/gallery/mitate/index.html。コスチュームデザイナーとしてのひびの氏の作品をこのごろ余り見ないが、ずっと昔、「内藤こづえ」だった頃は、コスチュームデザインそのものの展示などあったのだが・・・。見…

 自分で使う家具

松屋銀座のdesign galleryでの展覧会http://designcommittee.jp/oribe/#target=。今回の担当は原研哉氏で、「自分の使う家具」と言うテーマとなっている。参加デザイナーは、佐藤卓・岩崎信治・松永真・面出薫・原研哉・川上元美の6氏。この展覧会は、「岐阜県オ…

 Scandinavian Furniture Service

北欧家具は相変わらず根強い人気があるようだが、用賀に「Scandinavian Furniture Service(以下 SFS)」http://www.e-sfs.com/と言う北欧中古家具を扱うショップがある。吹き抜けのあるショップには、手頃な価格?の北欧家具がたくさん並んでいる。「SFS」…

 鳥の巣

建築家の映画というのは、時々上映されることがあるようだ。古くは、ゲイリー・クーパーがフランク・ロイド・ライトをモデルに建築家を演じた1949年の「摩天楼http://www.geocities.jp/yurikoariki/cooper.html」が有名だが、ここ何年かではルイス・カーンを…

 建築が見る夢

どちらがサブタイトルか分からないが「石山修武と12の物語」展。一人の建築家の展覧会を美術館が企画すると言うのは、かなり珍しいケースだと思う。で、今回の展覧会だが、かなり面白いことをしていることは確かな建築家であることは間違いないので、まあ、…

M邸見学

■日曜日に西沢立衛氏設計のM邸の見学会があり、知人の紹介でその中に参加することが出来た。この建物は「スチールデザイン」に紹介された折にblogでも書いたがhttp://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-213.html予想していたよりもはるかに、生活することが楽し…

 青春のロシア・アヴァンギャルド

art

「ロシア・アヴァンギャルド」は実に広範囲な芸術活動を含んでいるが、この展覧会はその中の「絵画」と言うジャンルに関しての展覧会なのではないかと思う。マレーヴィッチの絵画はシュプレマティズムのものが好きだが、「駆ける騎兵」と言う絵も構図が好きな…

 加賀ゆびぬき

「ゆびぬき」と言うと、今の若い人にはほとんど縁が無いと思うが、3,40年前まではごく普通に「針箱」と「くけ台」と言うものがあった。「加賀ゆびぬき」http://www.quilt-yui.com/というのは、文字通り「金沢に伝わる、絹糸で飾られたゆびぬき」。今回は、極…

 七つの美術空間展

既に終わりに近い展覧会、かつ、高崎という場所で東京からはチョッと離れた場所での展覧会。2008年6月11日の朝日新聞朝刊文化欄に大西若人氏が、「磯崎建築」と題して一文をよせている。「77歳を迎えるにあたり、内外7カ所で別々のテーマにより自分の7作品を…

 たねを育てる展

art

基本的に「art」は何でもあり。「たねを育てる」と言うことは一体何なのか?関連イベントとして「ARTで街をやさい畑にするProject」と言うものがあって、実際に「種」を植えて「やさい畑」を作品として展示する事も行われる。勿論、「たねを育てる」が野菜の種…

 空気を包む

同じく、MITATEでの展覧会。柔らかなフォルムに包まれた、やはりガラスの器展。作家は高梨良子氏http://www.toyama-garasukobo.jp/ga/takanashi.html、形もさることながら、色使いも綺麗な作品を作る作家さんのようだ。■会期:2008年6月17日〜6月29日■会場:…

 構築される器

なんだか凄いテーマの展覧会だが、「構築的デザイン」と言うのは、かなり一般的な考え方で、建築のデザインにも、あるいはグラフィックデザインの世界にも日常的に登場するアプローチの方法だとは思うが・・・。「矢野志郎のガラス」と言うことで、ガラスの…

 KAZARI

サブタイトルは「日本美の情熱」、その説明として「華麗、奇抜、斬新、世界が驚嘆する、かざりの世界。」となっている。もう少し言うと「古来より日本人は、日常生活から祭礼や神仏信仰、戦いの場にいたるまで、身に付ける物や身のまわりの品々などを、奇抜…

 光の様態・勝井三雄展

伊東市にある「池田20世紀美術館」での、勝井三雄氏の展覧会。「デザイン」の展覧会というものは、プロダクツにせよグラフィックにせよ、余り美術館で行われることが無いような気がする。時々問題にしているように、「art」なのか「design」なのかという問題…

 what’s GOOD DESIGN 2008

東京ミッドタウン内のDEZAIN HUBでの展覧会。今回は「GOOD DESIGN」に関する展示http://www.designhub.jp/exhibition.html。「DESIGN HUB」は会場もかなり広いので、会場自体あるいは展示の構成自体が一つの作品になっているといった感じがする。今回の「wha…

多摩美術大学図書館

■世田谷地域会からの連絡で申し込んでおいたJIAの見学会。橋本はかなり遠いが、伊東豊雄氏設計した図書館は是非見てみたかったので、午後から出かけてみた。アーチ構造の建物として話題になったが、さすがによく出来ている。空間の規模は写真で見ていたより…