建築

 中村好文展 小屋においでよ!

建築家中村好文氏の展覧会。Come on - a my Hut!中村好文氏は「小屋」が好きらしい、夏のアトリエ(?)も「小屋」ぽい。■会場:ギャラリー間 http://www.toto.co.jp/gallerma/■日程:2013年4月17日(水)〜2013年6月22日(土)■時間:11:00〜18:00(金曜〜19:0…

 HOUSE VISION

あなたがもし日本の未来を見たいと思ったら、〈HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION〉へ来てみてください。http://house-vision.jp/exhibition.html と言うフレーズでフライアーは始まり、 この日、この場所から、日本に潜在する新しい産業活性の芽をあなた…

 坂茂−建築の考え方と作り方

坂茂氏の建築は一般的には「紙管」の建築として認識されているのではないだろうか。代表作としては、中国の帽子から発想したと言われる「ポンピドーセンター・メス」、テントの一部が雪の重みで破断して話題になったこともあるが、その年は大雪でかなりの建…

 巨大な物の意味

雑誌「新建築」に「大手町ファイナンシャルシティ」の記事が載っているhttp://www.japan-architect.co.jp/jp/new/book.php?book=SK。 記事のトップ写真は、大手町の交差点から逓信博物館の建物とサンケイビルに挟まれて2本のタワーが見えるというアングルに…

 日本の民家 一九五五年 展

私たちは経済的な豊かさと引きかえに、美の心を失う必要はなかったと思うのだけれども。これはGA出版の『日本の民家』新版に書かれた「後記」の、伊藤ていじ氏の一文である。私たちは、本当に必要であるかどうか分からない「経済的豊かさ」のために、どれだ…

  村野藤吾から20世紀建築を視る 2部

目黒美術館で開催される、長谷川尭氏による村野藤吾に関するセミナー(第1部は⇒ http://udf-tokyo.com/weblog/?p=3894参照)の第2部http://mmat.jp/exhibition/archives/ev121201で、サブテーマは「20世紀建築を貫く、四つの潮流」。第1回の「アントニオ・ガ…

  山下保博×アトリエ・天工人展

乃木坂のギャラリー間で10月13日から開催されている「アトリエ天工人http://www.tekuto.com/」の展覧会。まだまだ時間が有ると思っている間に、今日はもう12月になってしまった。 ■会場:ギャラリー間 http://www.toto.co.jp/gallerma/■会期:2012年10月13日…

 磯崎新の都庁案

今日(2012.11.28)の東京新聞の30面に磯崎新氏の都庁コンペ案が取り上げられている。 ・ 詳細⇒http://udf-tokyo.com/weblog/?p=4292 days:日本の未来⇒http://udf-tokyo.com/weblog/?p=4302 ・ ・

 「横浜の建築と客船」見学レポート

先月25日に予定通りhttp://udf-tokyo.com/weblog/?p=3976、神奈川大学教授内田青蔵氏を講師にお招きして見学会実施、天気は辛うじてもってくれたので、横浜地方気象台からスタート。近いので徒歩でホテル・ニューグランドへ。フェニックスルーム・レインボール…

 世田谷区民会館

■JIA世田谷地域会主催で「公共建築のこれから〜とことん使う知恵〜」http://www.jia-setagaya.com/99_blank.htmlというシンポジウムが今週の土曜日に世田谷区民会館集会室で行われる。世田谷区民会館は前川國男氏の設計で、区役所と一体的に計画された、「世…

[書籍] スチールデザイン No.15

日本鉄鋼連盟の「スチールデザイン」については、これまで何回か取り上げてきているが、今回は内藤廣建築設計事務所と川口衞構造設計事務所による「高知駅」特集。建築作品としては「新建築2009年9月号」に詳しく掲載されているので、そちらを参照してもらえ…

 SD Review 2009

SD Reviewも今年で28回目になるようだ。雑誌SD(6801-0012)が月刊誌として休刊になってから、すでに10年近い月日が流れたことになる。休刊になった後も「SD Review」だけは続けているようで、今でも代官山のヒルサイドテラスで展覧会が行われている。 ■会場…

[書籍] スチールデザイン No.14

日本鉄鋼連盟の「スチールデザイン」については、これまで何回か取り上げてきているが、今回は山本理顕氏の「ナミックステクノコア」特集。「特集」と言っても、1冊1建物なので、「No.14」は「ナミックステクノコア」だけが詳しく解説されている。山本氏…

横浜建築家列伝 1850s−1950s

横浜開港150年記念と言うことで、「横浜建築家列伝」と言う展覧会が「横浜都市発展記念館」http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/index7.htmlと言うミュージアムで開催されている。「横浜建築家」と言うのは、「横浜で生まれ育った建築家」、と言う意味では…

三菱一号館

昔し「一丁倫敦」と言われた、三菱のオフィス街の中核的な存在だった、ジョサイア・コンドル設計の「三菱一号館」を復元して美術館とするプロジェクト。プランは、「馬場先通り」と「大名小路(と言う名称らしい)」に面した、「L字型」をしている。竣工当時…

世田谷区民会館区庁舎を考えるシンポジウム Part3

前川國男氏の設計による世田谷区民会館と区庁舎の保存再生を考えるシンポジウム、今回で3回目になる。今回も日本建築家協会(JIA)世田谷地域会が主催して行われる⇒http://www.jia-setagaya.com/index.html 映画監督の篠田正浩氏と建築史家の藤岡洋保氏が基調…

 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展

ヴォーリズと言えば、磯崎新氏による「お茶の水スクエア(旧主婦の友会館)」にある、「ヴォーリズホール」が真っ先に思い出されるが、日大が買収して以来どうなったのか?今日神田の南洋堂に寄ったので見てくれば良かったのだが、Googleマップによればまだ…

 20 Klein Dytham arghiyecture

「クライン ダイサム」の展覧会が「ギャラリー間」http://www.toto.co.jp/gallerma/ex090116/index.htmで開催中。「クライン ダイサム」http://www.klein-dytham.com/project/architecture/idee-workstation/1の建築を見たのは世田谷区下馬に有るIDEE(http:…

 座・高円寺

先日、杉並区の公共施設、「座・高円寺」の見学会に参加した。「座・高円寺」の設計は、2005年の2月にプロポーザルが行われ、伊東豊雄氏が設計者として決定。昨年11月に竣工、5月1日に「こけら落とし」公演。建物は地上3階地下3階、延べ床面積約5000?、地上部…

 SUMIKA Project

昨年の「東京デザイナーズウイーク」のメイン会場(神宮絵画館前広場)のコンテナのひとつに、東京ガスが「SUMIKA Project」http://kenchiku.tokyo-gas.co.jp/sumika_project/の模型などを出展していた。その時はさして気に留めていなかったが、4人の建築家…

 Design Teaching at MIT

サブタイトルは、「世界の建築スクール展 MIT from Boston」、もしくは「MIT ARCHITECTURE」、で、展示は「マサチューセッツ工科大学建築+都市計画学科」と言うことになるらしい。■会 期:2009年1月16日(金)〜2009年3月13日(金)■開館時間:10:00−18:00(日・…

 都市へ仕掛ける建築

「ディーナー&ディーナーの試み」と言うサブタイトルがついている。ディーナー&ディーナー(D&D)はスイスに拠点を置く設計事務所のようだが、「都市」と言ってもバーゼルと東京では随分と状況が違うように思える。■会 期:2009年1月17日(土)→2009年3月…

 世田谷区民会館・区役所庁舎

日本の「現代」建築にとって大きな役割を持ち、名建築を数多く残した前川國男氏の建築がまた一つ危機を迎えている。世田谷の地にふさわしく、風格のあるたたずまいを見せている、区民会館と区役所庁舎が「立替を前提に」する世田谷区によって取り壊されよう…

 美の巨人たち 辰野金吾

今日(2008年12月6日)のテレビ東京「美の巨人たち」は、辰野金吾設計の「旧松本健次郎邸」。放送時間は22:15〜22:45(http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/14857_200812062215.html)番組内容は以下のとおり(上記サイトより) 明治の建築家、辰野金吾作「…

 建築の新潮流2008-2010

正式なイベントの名称は「ヨーロッパ・アジア-パシフィック建築の新潮流2008-2010」。この「建築の新潮流」はもともとヨーロッパと日本の若い建築家を紹介する文化交流がスタートのようだ(詳しくはヒルサイドフォーラムのホームページ参照⇒http://www.hills…

 湯島聖堂

日本建築家協会関東甲信越支部建築交流部会で見学会を企画している。場所は御茶ノ水の「湯島聖堂」と「ニコライ堂」。今までの見学会とは少し趣向を変えて、伊東忠太設計の湯島聖堂とロシアの建築家が基本設計をしてジョサイア・コンドルが一部を修正して監…

 安藤忠雄 建築展[挑戦−原点から−]

安藤忠雄氏の建築展、「有りそうで無い」かもしれない。今回の展覧会は「住吉の長屋」の原寸模型が注目!と言うことらしい。確かに安藤忠雄氏の原点は「住吉の長屋」であり、「挑戦」だったのかもしれない。■会場:ギャラリー間 http://www.toto.co.jp/galle…

 伐

東陽町の竹中工務店にある1階のギャラリー「A4」http://www.a-quad.jp/で開催中の展覧会。もともとは、神戸にある「竹中大工道具館」http://www.dougukan.jp/の企画によるもので、DMにもあるように木を伐る道具や手法などについてのもの。■会場:GALLERY…

 ひとをつくる空間の美学

松下電工汐留ミュージアムhttp://www.mew.co.jp/corp/museum/での、「村野藤吾・建築とインテリア」展が昨日から開催されている。村野藤吾氏の作品には学ぶべきことが多いように思える、この展覧会は是非時間をつくって見に行きたいと思っている。■会期:200…

 まなざしはときをこえて

分類は本来であれば「art」なのかもしれないが、実際のところ磯崎新氏設計の「観海庵」の開館記念展のような趣がある。ハラミュージアムアークに新たに展示空間が増築されたわけだが、それを「観海庵」と称している。■会期:2008年7月27日〜9月23日(日)■開催…