POST CARD number 001

udf2004-08-29

フリーマガジンは今や新しい文化の一端を担っている感がある。メジャーなものは、大手企業からの資金もあるようで、それなりに楽しく読めるものがかなりある。しかし、ローカルでマイナーなフリーマガジンにこそ、見るべきものがあるのかもしれない。
post card と言うのがマガジンの名称なのか良く分からないが、目次に「post card number 001」とあるので、多分そうだろうと思う。999号までは出そうと言う意気込みも垣間見れる。
創刊号なのだと思うが、「駒込」の特集になっている。もっとも、特集なのか、駒込だけを取り上げるものなのかは不明。と思ったら、最初に発行の主旨が書いてあった。字が小さいので読んでいなかった・・・。その部分を引用しておく。

東京の真ん中なんですね「文京区」って。でも、駒込と聞いて「いったいどこ?」なんて思う人も多いんじゃない?「駒沢」とよく間違われる時もあり、知名度の低さが気になります。(泣)でも!実は、見どころいっぱいの文京区本駒込周辺。昨年12月に「上富士交差点」角にある古ビルをリノベーションし、カフェとインテリア&雑貨ショップを2店同時にオープンさせたスタッフ達が発起人となり、「若者の足を少しでも駒込に向けてみよう!」と言うコンセプトをかかげて、駒込地域の活性化でもっと街を盛り上げよう!もっと楽しくしよう!と、勝手に「駒込」って場所を認知させるべく、駒込発信(ある意味個人的意見が多い?)フリーペーパー「post card」を作りました。・・・以下略

と言うことで、ホワイトハウスとマルクトのスタッフが発行しているらしきことが分かった。このショップとカフェは知る人ぞ知る、らしい。このショップのオーナーの作るデザインチーム(?)のURLは、http://www.riddledesign.cc/
この件については、次のHPによる。http://www001.upp.so-net.ne.jp/sociodesign/zakka-bangai.htm

ちなみに、NEXT ISSUE は以下の通り。

◎特集!駒込周辺の「街案内パート2」もっと駒込!さらに駒込駒込不思議体験!!エリアをチョットだけ広げて、駒込散歩できるスポットを紹介します。
◎corner的情報発信色々話 イベントごとに御当地メニューを期間限定で提供しているカフェの話。さあ、次回はどこの国かな・・・?
一青窈の書き下ろしポエム/vol.2
◎柴田玲のTravel Supreme/vol.2
◎賢い日用品って?機能、意匠、生活形態や時代性をも物語ってしまう日用品。ホワイトハウスに届いた選りすぐりの日用品を紹介します。
駒込の日常風景から・・・

やはり駒込の地域情報誌的色彩が強いかもしれない。
今工事中のm-project、完成したe-projectの工務店のセカンド・オフィスが駒込に有り、極たまに訪れるのだが、駅前は見事に何も無い(と思っていた)。食事をするにもお茶を飲むにも、「如何なものか」といつも同行者と話していた。
わずかに、六義園の裏門の前にある中華料理の店はよさそうな感じがするが、先日入ろうと思ったら定休日だったので分からない。
このフリーマガジンを取り上げたのは、そのデザインセンスの良さに惹かれたため。
体裁はA5変形二つ折り(そんな寸法定義があるか知らないが)で、「post card」すなわち「post card」サイズ。
表紙はDIC color guide no410(ブルー・グリーン系?)の明度をグッと下げたような落ち着いた色に白抜き文字のみ。ページレイアウトもとてもよい。
サポートには、URASHOと言う印刷会社、TOSHIBABANDAIがついている。
写真は、「post card」のTravelSupremevol.1より。
このフリーペーパーを入手したのは、ホテルクラスカのTheLobby。