脇田愛二郎展・spaceTRY

udf2004-09-23

茶の湯の現代」に続く展覧会。以下はURLから。

2004年10月5日(火〜10月23日(土)
AM11:00〜PM7:00(最終日PM5:00終了)期間中は日、月休廊。
10月7日〜11日 東京デザイナーズウィーク スタンプラリ−参加。
ただし10日(日)、11日(月)は休廊

家具は、生活に密着し人間の身体感や行為を再認識させてくれるツールである。「人と物と場の相関関係」を、常に念頭に、彫刻活動を行ってきた脇田氏の考える家具。それはまさに氏の彫刻同様、人と環境との新たな関係を創り出してくれる。

DMのモノクロ写真がとても綺麗だったので、彫刻家の作る椅子はどのようなものなのだろうか、と言う興味もあって一度見てみたい。写真で見る限りは、「座る道具」と言うよりは、やはり「オブジェ」的な色彩が強い。実際に座らせてくれるのかも疑問。http://www.spacetry.com/artists/wakita/Wakita.html
アーティストの作る椅子と言うのは不勉強で余り知らないが、以前「ギャラリー日鉱」(虎ノ門に有ったがすでに閉鎖されている:結構面白い企画展が有ったのだが)で見た笠松栄氏の「折り紙に魅せられた椅子」がかなりアート的な椅子だった。実際に見たのは1997年だが、一昨年も同じような展覧会があったようだ(笠松栄「折り紙に魅せられた椅子」http://www.idcn.jp/kasamatsu/http://www.spacetry.com/artists/wakita/Wakita.html)。
笠松氏はアーティストではなくデザイナーなのだが、作品はオブジェ的だったので、ちょっと思い出した。
TRYへのアクセスは、http://www.spaceTRY.com
脇田愛二郎氏は抽象的な作風の彫刻家で、新宿エルタワーなどに作品がある。
1942年 東京生まれ/64年 武蔵野美術大学卒業そのまま渡米/作品紹介URL:http://www.presskit.co.jp/presskit/gallery/gan/wakita/  http://homepage3.nifty.com/public_art/shinjuku.html
軽井沢にある「脇田美術館」設立者の脇田和氏の次男で、脇田美術館にも作品がある。http://www.wakita-museum.com/