界壁+コンセント

【m-project】建築基準法施行例令第114条で、長屋又は共同住宅の各戸の界壁は、準耐火構造とすることと、基準法第30条で遮音性能を持った界壁であることが要求されている。
配管立ち上がりは壁を部分的にふかして対応しているが、問題はコンセント。位置的には界壁に設置することが良いのだが、法的にどうかということになる。
K市の見解では、PB12.5x2であればコンセントボックスの裏側の部分をPB12.5x2で囲えば良いとのものである。専用のカバーがあるのではないかとのことで、松下電工に問い合わせたところ、確かに電設資材の中に使えそうなものがある。
遮音は、型番VKC911遮音コンセントBOXカバー。耐火的には、簡易耐火用プレート、型番WN6702Wを使用することで対応することにした。
界壁についての考え方は、各行政庁で異なるようなので、その都度確認が必要となる。
【s-project】構造部材の断面が全面的に変更になった。階段幅など影響の出そうなところは再度書き直す必要がある。
【PTT】実習の授業:やはり設計の取っ掛かりに、学生諸君は苦労している。何もないところから形有るものを作り出さねばならないのだから、建築の設計は難しく、かつ、面白い。その面白さに早くたどり着いてくれれば良いのだが。