e-BOX

udf2004-11-23

OTIS(http://www.otis.co.jp/)の広報誌e-BOXが久し振りに届いた。表紙はいかにも中国といった飾り付けがされた、「ラッフルズシティ上海」のアトリウム。
特集は「商業施設とエレベーター」ということだが、やはりエレベーターについてあれこれ議論するのは難しいようで、建築のデザインの話にならざるを得ないようだ。
記事の内容は以下の通りで、余り目新しいものは無いが、「エレベーター昇降路の熱環境について」は、技術的な話だが余り見かけることの無いテーマで面白い。
■大規模商業空間の視認性をインプローブする動線計画:陳淑敏
■グローバルスタンダード時代の商業施設:牛建務x杉山久哉
■21世紀の巨大市場・上海に見る商業施設開発の未来形:編集部
■エレベーター昇降路の熱環境について:平井哲男+編集部
上海のレポートを見てもどうも心惹かれる建築が見当たらない。「a+u」などの中国特集をじっくり見ていないのでなんともいえないが、それにしてもかなり無理な開発を進めていると思わざるを得ない。
先日、住宅の見積りを取ったが、かなり材料費が値上がりしている。韓国産の合板が中国に回ってしまい、日本での単価が上がったり、鉄骨もかなり値上がりしているようで、ローコストを目指してアクセク働いている身にとってはつらいところ。
中国の実態については一度チャンと勉強しておかないといけないと思っている。学校には中国からの留学生もたくさんいるし、非常勤講師室に入ると中国語が飛び交っていたり・・・。