竹 meets フィンランドデザイン展

udf2004-12-08

先日パークタワーの1階を通ったとき、竹の壁みたいなものを作っていたが、この展覧会の準備だったようだ。
家具やテーブルウエアーなどが出品されている。かなり「ジャポニカ」しているものから、竹の素材感と言うよりデザインそのもの良さが際立つものまでいろいろあった。
アトリウムに、2階を含めて3つのパートに分かれて展示されているが、会場構成もなかなかの力作。
フィンランド・デザイン」となっているが、主催は「萩商工会議所」で山口県名産の竹の普及が目的とか。
会場でアンケートに答えると、竹の繊維が70%入っているタオルをプレゼントしてくれる。

山口県萩地域の良質な竹とフィンランドデザインとのコラボレーションによる、竹プロダクトの展示。フィンランドを代表するデザイナー10名による竹ハウス、竹製インテリア、テーブルウェア、竹のファッションなどのデザイン空間が登場します。(主催:萩商工会議所)

11月29日(月)〜12月26日(日)
10:30〜20:00 ※会期中無休
新宿パークタワー1F・アトリウム、ギャラリー・3
http://www.shinjukuparktower.com/event/
案内チラシから説明文を引用しておく。

フィンランドを代表する中堅、新進のデザイナー、建築家、クリエーター、ウッドアーティスト10名が、会場に竹ハウスをメインシンボルとした竹空間を演出し、家具、衣服、生活用品などのデザイン展を開催します。フィンランドに叢生しない竹の素材に挑み、今までにない竹の魅力・可能性を引き出すことに成功しました。「新しい竹の存在感」と「素材としての竹の素晴らしさ」をぜひ味わってください。

■竹のイルミネーションin新宿パークタワー
これも、上記の「フィンランドデザイン展」の一部のようだが、「TOKYO AKARI NET」と連携しているのかもしれない。一応案内を引用しておく。

フィンランドの伝統的なクリスマス飾り「ヒンメリ*1」が、竹と発光ダイオードの組み合わせによりコンテンポラリーで巨大なイルミネーションに生まれ変わりました。ハンヌ・キャホンのデザインです。今年の冬は、竹の祝祭空間で北欧のクリスマスの雰囲気をお楽しみください。

*1:クリスマス辞典より:麦わらを正八面体に編んだモビールをヒンメリといいます。昔は豊作祈願のために大きなヒンメリが作られ、また、麦の蓄えが底をつかないようにと、ヒンメリを夏至の祭まで吊るしておく地方もあったといわれています。フィンランドでは、ヒンメリにろうそくを飾っていたこともあります。暗く寒い冬に、部屋の中で明るく輝くヒンメリは、クリスマスツリーのような存在だったのでしょう。パークタワーのHPよりhttp://www.shinjukuparktower.com/event/xmas2004_img/xmas_img1.jpg