SERIES 7

udf2005-05-25

アルネ・ヤコブセンが1955年にモデル#3107として「SERIES 7」をデザインしてから50年になる、ということで「セブンチェアー」の約3/4の大きさで子供用が発売された。http://shopping.yamagiwa.co.jp/furniture/fritzhansen/chair/4823177-L.html
今日、「ヤマギワ・リビナ」で実物を見たが「セブンチェアー」そのものと言った感じで出来ている。変に子供バージョンと言うのではなく、全体をそのまま小さくしている(チョット、プロポーションが違うかも?)。「コノー、チョット生意気!」と言った感じだが、子供が大きくなっても、物を置く台にしたり、オブジェとしても耐えうる。
値段は小さくなっても、それなりに安くなるわけではなく、43000円程度。材料が多少減る程度の話だ時からあたりまえと言えばあたりまえか。
sedus
ヤマギワショールーム体制が結構変わったようで、五番町の建物が売却されてしまい、リビナに集約されたようだ。最初に南柏に住宅の設計をしたとき、大工さんに五番町のヤマギワまで、モドリックのレバーハンドルを買いに来てもらったのが、かれこれ30年近く前になるが。その頃は「ヤマギワニード」がモドリックを扱っていた。時代は変わる!ちなみに、五番町の建物は某大学が買収したらしい。建築学会の作品選集にも選ばれた建物だったと思うが。
「sedus」http://d.hatena.ne.jp/udf/20050504の展示発表が有り、学校の帰りによってきたが、オフィス用の椅子のほかにもいろいろ面白いものがあった。オフィスのデスクのアジャスターに数字が付いていて、机の高さが一目瞭然なのには驚いた。デザイン化されていて違和感もない。流石ドイツデザイン、か。
キャンチレバーの椅子はブロイヤーからの伝統か、デザインも座り心地も良い。他にも、座面を上げてスタッキングする椅子とか、デザインの良い畳める会議用机等々。
アッパーライト方式の照明器具もスリム+シャープで機能もデザインも良かった。予算に余裕があればいくらでも良いものはあるものだが・・・。
6,7階が予約制のフロアーになっていて、かなりゆったりと製品を見ることが出来るようになっている。テクニカルアドバイスもリビナの6階で行うような感じだ。バトンなどを吊った設備スペースは、桜新町TOTOテクニカルセンターの「エルコ」のものよりかなり大きいので、国内最大ということになるのか?大阪の心斎橋にも大きなショールームを持っているようなのでよく分からないが。
スガツネ:新ショールーム
ヤマギワの帰りに新しくオープンしたhttp://d.hatena.ne.jp/udf/20050509岩本町のスガツネのショールームに寄った。8階建ての建物の1〜6階がショールームでかなり大きい。ABC商会のショールームぐらいか?以前のショールーム?から考えるとビックリする広さで、製品もとても見やすくなっている。
建築金物はやはりスガツネが良いと思うが、現場に出ると価格競争になってどうも良くない。よっぽど仕様書か図面に明記しておかないと、似て非なるほかのメーカーのものにすりかわってしまう。
「アトム(高橋金物)」も良いのだが、カタログがデジタル化されていて紙で出していない(今もそうなのか分からないが)のが最大の問題。で、何故か現場の建具屋サンは本のカタログを持っていたりする。やはりデジタル化されたカタログは、物を選ぶときにスピードに欠ける。
金物以外で面白かったのは、充電式「LEDキャンドル」https://www.sugatsune.co.jp/image_sys/catalogue9/00000044.jpg(右下のもの)。蝋燭のように灯りが揺らぐのでチョット雰囲気が良い、火事にもならないし(営業の人は、仏壇には置かないでくれと言っていたが、安全で良いかも)。