組紐

udf2005-07-18

なにもなにも 小さきものは みなうつくし」〈枕草子
「SIGNATURE」最新号の特集「京のみやび」に「組紐」が取り上げられている。他に細々したものが五つほど。

みやびな京の趣を、色、形、薫り、風味をとおしていつまでも身近に感じられる小さき京都−。
京を訪れた折にぜひ立ち寄りたい、うつくしき老舗の紹介です。

と言うことで、他の5件も紹介しておく。
かづら清老舗(かづらせいろうほ):椿油・つげ櫛http://www.kazurasei.co.jp/page003.html
鍵善良房(かぎぜんよしふさ):くずきり・甘露竹http://www.kagizen.co.jp/
山田松香木店(やまだまつこうぼくてん):お香http://www.yamadamatsu.co.jp/
KIRA KARACHO(きらからちょう):京唐紙http://www.kira-karacho.jp/
清課堂(せいかどう):錫加工品http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/or_toppage.asp?temp_id=51
組紐は、茶道には必需品。茶碗や茶入れなどの様々なお茶道具をしまう箱に必ず付いている「真田紐」、仕覆には「緒」で様々な「結び」を行うことになる。
組紐は、「伊藤組紐http://www.kyoto.zaq.ne.jp/kumihimo/jp/ が紹介されている。

美術品や茶道具、着物に欠かせない“ひも”。切り売りとオーダー製作を行うこの店は、百七十余年にわたりその結びの文化を支えてきた。30色から色を選びトンボ玉を付ける携帯ストラップのほか、帯締として代用される真田紐はおみやげにぴったり。34種の色、柄はどれも美しく、思わず2本、3本と求める人も多いという。(120cm/1680円)

仕覆や箱の紐がきちっと結べたときの快感はなかなかのもの。