Who's TONGARI-KUN??

udf2005-07-22

今月は「HILLS LIFEhttp://www.roppongihills.com/jp/feature/i8cj8i0000018mr7.html」がポストに入っていなかったので、「le bain」に行ったついでにもらってきた。表紙は村上隆氏の「TOGARI-KUNhttp://www.roppongihills.com/jp/」だった。
村上隆氏と言えば、奈良美智*1 と並んで「現代アート」のある分野において双璧をなすアーティストで、ある意味「森ビル」に飼われているチョット太目のポチだったりして、と言うのは冗談で一度講演会でお話を聞いたことがあるが、「頭の良い」アーティストであることは間違いない。
現代アートのこの分野における「痴的」発展は目を見張るものがある。「サブカルチャー」は「反権力的な危うさ」があってこそのサブカルチャーだと思っていたが、どうもそうではないらしい。勿論「オタクカルチャー」には、厭世的な危うさは有るのだろうが・・・。作品的には奈良美智氏のものにそれらしき雰囲気があるような気がしないでもないが、ただ「可愛い」では何も始まらないような気がしないでもない。「可愛いね」、「ウン可愛いね」それで良いのだろうか!まあそれでも良いけども。なんか違うな!
とは言え、まあこの「TONGARI-KUN」もそれなりに面白いし、「HILLS LIFE」にも「末期がんの子供たち」の話など、しっかり抑えるところは抑えてある。どうもこういうところが「胡散臭い」と思うのだが、「評論家」は絶対に「胡散臭い」なんてことは言わない。「評論家」は何を言えば「食って行けるか」をもっとも良く理解している「種族」なのだきっと。
パブリックアートの話を「評論家」にしてもらうと、そのあたりがかなりストレートに分かると、誰かに聞いたことがあるような無いような・・・。「評論家」にも色々あるので、一括りに出来ないことは言うまでも無いが。
「TONGARI-KUN」の回り居るのは、「こうもっ君」、「じこっ君」、「ぞうちょう君」、「たもん君」の4人?4匹?四天王!ウ〜ン!四天王は「恐ろしく」て、初めて悪霊も追い払えると言うもの・・・。まあ詳しく知りたい人は「HILLS LIFE」を見てください。web上でも読めますので(上記、HILLS LIFEのサイト参照)。
村上隆氏」や「奈良美智氏」や、それに類したアーティストを好きな人は、大変多いと思うので、チョット言葉が過ぎたところは、ご容赦を願いたい。それほど、アートの評価は難しい、と言うことだと思う。