カメラ日和

udf2005-07-31

「カメラ雑誌」?はほとんど見たことがないが、この「カメラ日和vol.3http://www.camerabiyori.com/」は所謂「カメラ雑誌」とはまったく異なる。勿論、プロ向けではない(「プロ」向けのカメラ雑誌があるとも思えないが)、「カメラオタク」が読むとも思えない。雰囲気としては、「ku:nel  http://kunel.magazine.co.jp/index.jsp」とか、「アルネhttp://www.iog.co.jp/arne.html」と言った感じ。
なんと言っても誌面の構成が洒落ているし、取り上げている内容も写真そのものと言うより、もっと「情緒的」な雰囲気で出来ている。誌面のデザインのセンスが良いので、パラパラと見ていても楽しい。
今回購入した理由は、「開いたときに綺麗だったこと」もあるが、「今日は、展らん会」と言う特集が面白そうだったこと。その中の「展らん会のための3つのグッズ」特に「Mini Book」のようなものを、事務所のパンフレットのように作ってみたかったことによる。
値段も手ごろだし、最近(でもないが)雑誌の雰囲気が少し変わってきている。エディトリアルデザイン*1に対する考え方がしっかりしてきている、と言うか、市民権を得てきているというか、そのための教育機関が整備されてきていることによるのか、それを支える若い人たちのセンスが良くなってきていることが、一番大きな要素だとは思うが。

*1:エディトリアルデザイン(editorial design)とは新聞・雑誌・書籍などの出版物のデザイン。読み手の視線、意図を考えて視覚的に効果的に写真やデザインを整理・配列・編集あるいは計画すること。紙面構成。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』