永井一正・エッチング展

udf2005-08-10

銀座松屋での「生命の囁き」と言う、グラフィックデザイナー永井一正http://www.dnp.co.jp/gallery/artist/nagai/nagai.htmlエッチング展。不勉強にして、永井一正氏がエッチングのアーティストだと言うことは知らなかった。ごく一般的に「日本を代表する、グラフィックデザイナーの一人」程度にしか考えていなかったが、DM(トップの写真)を見たところでは、凄いテクニックなのではないかと思った。
国際デザイン交流協会のサイト*1に紹介がある⇒http://www.jdf.or.jp/article/index.php?Mode=article&id=960 
■会期:2005年8月17日(水)〜9月12日(月) ※最終日17:00閉場
■会場:松屋銀座7階デザインギャラリー
■主催:日本デザインコミッティー ※展覧会担当=原研哉
DMに載っている紹介文を引用しておく。

永井一正が描き出す線描に触れると、感覚の奥底を透明な針で縫われるような気持ちになる。あらゆる技巧を回避した線描はすんなりと心の深部を刺す。そんな永井一正の線が何千、何万と、銅板の上で発酵を始めた。僕らはもはや息を止めてこの現象を見つめるしかない。―――展覧会担当 原研哉

モリサワ ポスター・ミュージアム」で、永井一正氏のポスターなどを見ることが出来る⇒http://www.morisawa.co.jp/museum/poster/index.html

*1:このサイトに、「一切の転載・・・を禁ずる」と書いてあるが、会場名や会期が載っている。それを「転載」したら違法行為になるのだろうか?もう少しおおらかに出来ないものか。ことがデザインに関連することなので神経質になっているのか?余りにぎしぎしやるとおかしな部分も出てくる。オリジナルな部分について言うのはかまわないが、それ以外のことに及ぶように「禁転載」のようなことを宣言すると、理論的にもおかしなことになるのではないだろうか?「文化」に関ることは、もっと「ゆったり」と行きたいものだ!