風炉

■知人の家が建替えることになり、使わなくなった風炉をいただいた。後は茶釜を何とか手に入れれば、それなりに風炉の季節の茶会を楽しむことが出来る。
二子玉川の花火大会。何年か前までは我が家の屋上でも、遠くに二子玉の花火が見えたのだが、環境が変わり音だけが、ドンドンと聞こえる。もっと昔は上馬の低地の平屋の屋根の上で見えたものだが。もっとも50年前の話だが、戦後10年の頃すでに花火は上がっていたのだな・・・。
■500円で買ってきた初代の向日葵と、その花が枯れた後に咲いた2代目。痩せても枯れても、向日葵は向日葵(屋上にて)。写真は⇒http://blog2.fc2.com/udf/

■今回の選挙に対するTVを中心とした巨大マスコミの対応は目に余るものがある。巨大マスコミは当然のことだが、全て巨大金融資本の支配下にあるわけで、ほんの一握りの「持てる者」の利益を守るために有る。その巨大マスコミの垂れ流す一方的な情報を、よく考えることも無く「イメージ」でコントロールされてしまう多くの国民がいることが、ナントモ嘆かわしい限り。
特に民放の「政治バラエティー番組」はひどいものだと思わざるを得ない。「視聴者のレベルに合わせて番組を作っている」といわれたら、まあそうかと思ってしまうが・・・。「ホリエモン」なる金のことしか頭の中に無い人物を持ち上げ、それに心酔するアホが周りを取り巻く構図が現在の日本の政治状況だとすれば、いとも簡単に権力者は国民を支配するだろう・・・か?確かに「ホリエモン的階層」としては、国民がこつこつと貯めた巨額の資金を「マネーゲーム」の世界に引き出せれば、禿げ鷹が好き勝手に餌をつつくように食い尽くしてしまうのだろう。そんなマネーゲームで恩恵を受けるのは、ほんの一握りの者だけだということが、何故理解できないのか、不思議な国民ではある。
最近は、「テリー・某」的小泉自民党太鼓持ちがもてはやされるTV番組を見ていると、気分が悪くなる。軽薄なタレントをかき集めて、郵政民営化に反対する政治家を、TVの中で袋叩きにする演出など、こう言うタレントたちは日々どんな生活をしているのか、消費者金融に頼らざるを得ない中小企業のこと、その消費者金融を影で牛耳っている巨大金融資本のこと、その政治的手先が小泉自民党であること・・・、彼らは分かっているのだろうか?まあそれを承知で、各TV局は仕掛けているのだろうし、彼らタレントもそうすることで、その世界にしがみつこうとしているのだから、それはそれで気の毒な気がしないでもないが・・・。それにしても巨大マスコミの犯罪性は目に余るものがある。とは言え、それを告発する巨大マスコミなどない訳で・・・。
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