暮らし再耕 −脱原発へできること−

今年最初のこの項目で取り上げるのは、東京新聞の元旦の記事で「暮らし再耕」というもの。サブタイトルにあるように、「脱原発へできること」と言うことで、全原発停止を想定した電力事情について、検証している。基本的には、全原発停止状態でも何とかなるという結論になっている。もちろん節電や、電力補完などクリアーしなければならない問題はあるが、決して不可能なものではないことが良く分かる記事になっている。
中でもちょっと驚いたのが、「全世帯が電球1個をLEDに交換すると」全国で1日当たり約1280万kWhの節電になるという計算。本当かなあと思って計算してみたら確かにそうなる。ただし、この数値と電力供給力との関係は分かりにくい。計算上5時間を使用時間としているので、1時間当たりにすると250万kWとなるので、大体原発2基分と言うことになるのだろうか。LED電球1個で原発2基分と言うのもすごい話だが、理解の仕方が間違い?かな。