一陽来復
■多くの犠牲者が出た昨年の震災、今も続く被災者の苦しみや悲しみを思えば、今年の年賀状には、「おめでとう」とはなかなか書きにくい。多くの人が考えたように「一陽来復」を採用した。goo辞典によると「冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。」(岩波の広辞苑もほぼ同じ)とある。出典は「易経」。図はNO NUKES MORE HEARTS http://nonukesmorehearts.org/のデザイナーによる龍のイラストを、承諾をもらい使わせていただいた。